2013/11/05

書と俳句の会inAutumn2013***<2>

この記事は<1>の続きです。


≪書の会≫で書いた秋の季語。それらを使って、酢飯屋さんが「特製季語ランチ」を作ってくださいます*

今回のメニューは、
▶秋のきのこの炊き込みご飯
▶浅漬け大根
▶芋煮汁
▶さつまいも菓子(大きな房付き干し葡萄添え)
でした!
茸は、今まで嗅いだことのない森の香りがしました…!

こちら、房付き干し葡萄の解説をする酢飯屋、岡田さん。いつも美味しいご飯ありがとうございます*

そしてこれら秋の季語を使って、午後の≪句の会≫に進みます。

書き、食べ、味わった季語をつかい、句を作る時間です。
みなさん真剣。シーンと静まりつつ、思い思いに店の外で散歩してみたり、歳時記をめくってみたり、おしゃべりしたり。

季節と向き合うのは愉しいものです。
続いては句会です。

句会とは、誰がどの句を作ったのか。誰がどの句を好きなのか。明らかにしていく場のことです。

例えばhi→はこんな句を…

秋冷や押し花いまだ水ふくみ 楢
白秋やメトロノームの鳴り止まず 衣衣

句会という場で、句の世界がぐっと広がるんですよね。じぶんの句に予想外の感想をもらったり、人の句になぜだかすごく共感したり。

互いに感想を話し合ったところで、いよいよ句を書の作品にします!

こちら、できあがった作品たちです。

今回の全体のテーマが「秋の味覚を楽しむ」でしたから、季語は食べ物を選びました。
また、読書の秋ということで、栞を作成いたしました。栞は、アイロンプリントで押し花を挟みこんで作っています。

句会はおみやげが嬉しいのです。きょうという時間を詰めこんだ各々の句はもちろん、それを手に取れる作品にして、みなさんに持って帰っていただきます。

こんなぐあいで、書と俳句の会vol.9は終了いたしました。
酢飯屋の岡田さん、書の葉山先生、ご参加くださったみなさま、ありがとうございました!

次回は年明けてからの開催です。
なんと十回目となりますので、何か記念のことができたらなぁと考えています!