2011/11/10

【event report】SPUR句会のこと(1)

先日もお知らせした、hi→が紹介して頂いている「SPUR」12月号

掲載された句のもとになった句会のことを、少し思い出してみようと思います。

その時メンバーの俳句で、本誌には載らなかったものを織り交ぜつつ、お送りします。

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少し夜が涼しくなりはじめた、8月も終わりにさしかかった某日。
都内のとあるカフェに、つぎつぎに女性たちが集まり始めました。

メンバーは・・・
spicaの3人(神野紗希・江渡華子・野口る理)、矢野玲奈、小川楓子、佐藤文香、小林鮎美、野口ま綾、そしてhi→の4人。(敬称略)


場所は代々木のDADA CAFE

古民家を改装した、都会のエアポケットのような空間で、
素敵な雑貨があり、ギャラリーとしても楽しめます。
ここを貸し切って、この日のSPUR句会は行われました。


  冬 館 飛 行 機 低 く 飛 ん で ゆ く  藍子

  セ ー タ ー の 袖 余 ら せ て 人 を 待 つ  伊吹 


SPURの副編集長さん、ライター・スタイリストなど編集部の方々もいらして、
不思議な熱気に包まれはじめるカフェ。

こんなに女性ばかりで句会をするのは、はじめて!
hi→のほとんどのメンバーは、大人数の句会自体未経験。


否が応にも胸が高鳴ります。




>>>レポート(2)へつづく

2011/11/06

【event report】 「hi→×朝書の会」@酢飯屋さんのこと(2)





季語を食べて、季語を読む。



>>>レポート(1)はこちら




朝書を終えて、お楽しみのお昼ご飯。


季語として書の課題だった「秋刀魚」「柿」と秋鮭がワンプレートになった季語ランチ。
秋鮭の西京みそ焼き、生秋刀魚の塩麹和え、卵焼きと新米とお吸い物、それからデザートには柿
さっきまで書いていた文字を食すわけです。




書道の余韻をかみしめながら、おいしくいただきました。


おなかがいっぱいになったところで、今日の清書を参加者全員に披露しつつ、講評。
とってもいいかんじでした。






ここまででお昼の1時。
なんだか、一日がぱつんぱつんに充実しています。




第二部の句会は、hi→が講師になります。

そういえば、酢飯屋さんは、元お豆腐屋さん。そのうちのおばあさんが俳句をやられていたそうで、酢飯屋さんには、俳句を書いた色紙なんかも。


「半丁の豆腐へ灯す花茗荷 水映」
俳号、平井水映。句集もありました。お豆腐屋さんらしい、澄んだよい名前ですね。





句会のは「秋刀魚」「秋鮭」「柿」が兼題。
ミニ歳時記を渡し、とっても簡単な説明の後、実作。
わりと懇切丁寧に説明するというよりは、まずは書いてみてから、はじめましょう、というスタンスです。





朝書とは、また違う季語との向き合い方。しんとした空間。
hi→のメンバーも作句します。




そして句会。
やっぱり俳句の面白さは句会につきると思うのですが、毎回うまく説明ができません。
ライブもライブ、しかも場だけが持っている熱さ、みたいなのが確実にあるのですもの。


でも、名前が伏せられて、誰のものかわからない句が順繰りに回っていくのは、やっぱり面白いです。


清記、選句、披講というプロセスを経た後、さすがに最初は緊張していた参加者のみなさんも、最後は「面白い!」と破顔して話していたのが印象的でした。
そう、俳句って、句会って、スリリグで、SNS的で、楽しい遊びなんですよ。




さて、句会後は、自分の句、人の句で気に入ったものを書にしたためてみます。
小筆で書く文字もまた、句と同じくその人らしさが出ていて。
こちらも最後に印を押すとぐっと品格が高まるようです。









秋をめいいっぱい、楽しんだ一日でした。
参加者のみなさん、
酢飯屋さんの岡田君、朝書の葉山さん、あらためてどうもありがとうございました!

季節の言葉を書いて、食べて、詠んで満喫した一日。
また季節ごとにやっていきたいと思いますので
よろしくおねがいします。

2011/11/04

【artist】永遠性の有無@秋山画廊

vol.3 2011春号のカレンダーアートワークに参加くださった氷室幸子さんの個展が北参道の秋山画廊にて、11月8日(火)から始まります。

いまは飴を素材とし、日常にあるものを飴と置き換えるという作品を制作している氷室さん。
甘い匂いや、時間を経て姿を変えていく様子をぜひご覧になってください。

永遠性の有無
2011年11月8日(火)-11月19日(土)
秋山画廊

東京都渋谷区千駄ヶ谷3-7-6
tel 03-3401-9505
12:00-19:00
日曜休廊 最終日は17:00まで

2011/10/29

【event report】 「hi→×朝書の会」@酢飯屋さんのこと(1)

それはそれは、うららかな秋の一日でした。

友人の葉山さんが、江戸川橋の古いお豆腐屋さんを改装して始めた「酢飯屋」で、朝一番の書道の会をはじめて数年になると聞いていました。

今回、俳句と書道のイベントをやりましょう、というはなしになって、内心心配だったのは、開始時間の朝9時。いやいや、それって、わたしいつも起きてる(むしろ最近起きられない)時間ですから!
と眠い目をこすりこすり、会場に入って準備しているとあっという間に九時。
参加者のみなさん、朝早くからほとんど遅刻せずいらしていただきました。


今回は、一日を通して体感する、秋の季語として「柿」、「秋刀魚」、「曼珠沙華」を用意しました。この季語が一日のテーマです。
テーマをもとに午前中に書道をし、季語が盛り込まれた季語ランチを食べて、句会、というのが今回の流れです。


お手本
書道道具を並べる準備は、
レストランの給仕さんになった気分


 ■朝、書を書く。

さて、朝9時からにはじまった朝書の会。
「柿」「かき」「秋刀魚」「さんま」「曼珠沙華」の文字のうち、それぞれかな(行書・楷書)の葉山先生(ここはもう、先生と呼んじゃいます!)が大量に仕上げた↑お手本と筆と下敷き、文鎮、墨のセットをお手本を見ながら、好きなように書いてみましょう、とのこと。

そうそう、最初は墨をすります。水に溶かしながら硯に向かう静かな時間。
「自分の好きな音楽を聞きながら、最初に墨をする。これがいちばん好きな時間」だそう。



「どんどん書いて、書いているうちに、どの文字が自分に合う、合わないがわかってきますよ。」とは先生の弁。ほほー。なるほど。

参加者のみなさん、ほとんどが書道をするのは小学校以来。大人が真剣に、しかも大勢で半紙に向かっている姿は、なんだか圧巻でした。




それぞれ、たまっていく文字たち。
書き方、選ぶ文字、すべてに個性があって面白いです。


「だんだん、ゲシュタルト崩壊してきました」「なんだか、ひらがなの”さんま”とは仲良くなれた気がします」等々の名言をみなさん、ぽつり、ぽつりと発しつつ、時折先生のまさに”赤字”つきアドバイスを受けつつ、会はあっという過ぎていきました。



最後には、清書用として、少しよい紙だったり、葉書きなどに自分の一枚を書きます。

 



仕上げに印を押して、完成。




>> 続きます!

2011/10/27

【event news】第13回文学フリマに参加します!

「hi→」は、11月3日に開催される『第13回文学フリマ』に参加します!

文学フリマの詳細はこちらをご覧ください→こちら


「第十三回文学フリマ」 開催概要
開催日2011年11月3日(木祝)
開催時間11:00~16:00
会場東京流通センター 第二展示場(E・Fホール)
アクセス東京モノレール「流通センター駅」徒歩1分
※詳細は会場アクセスをご覧下さい
一般参加方法入場無料・どなたでもご来場いただけます
(サークルカタログ無料配布、なくなり次第終了)
参加サークル約600ブース
主催文学フリマ事務局


出店はせず、委託販売を行います。
ブースをお借りするのは『ウ-35』「歩きながら考える」さんです*

「歩きながら考える」さんは新刊を出されるそうですヨ!
詳細はこちらをご覧ください→こちら

「hi→」は、既刊の1~5号を販売します。
季節ごとの俳句、変奏としての小説・詩・レシピを、手軽な読み物として。
号ごとにアーティストさんをお呼びして作るカレンダーを、すてきなポスターとして。
どうぞおたのしみください*

1~5号の内容はこちらをご覧ください→こちら

まるで移動遊園地のような文フリをたのしみにしております。
晴れるといいですね。またお会いしましょう!

2011/10/21

【本日発売】「SPUR」12月号に、hi→が登場します



本日10/22発売のファッション誌「SPUR(シュプール)」12月号に、hi→が登場します!


特集のタイトルは、 「モードなわたくしが、ここで一句!」
冬のファッション×俳句、という8Pのコラボレーション企画に、hi→が俳句作品を寄せています。


また、この特集のために開催した「モードな句会」の様子も掲載。

hi→も、写真つきで紹介していただいています。

おしゃれで素敵な特集なので、ぜひ、書店さんでチェックしてみてくださいね。


***


そもそも、この企画は、
hi→の1号と5号のアートワークを手がけてくださった朝日聡子さんが、
森岡書店で開催なさった個展がきっかけでした。

そのとき書店に置いて頂いていたhi→の1号を見たSPURの編集者さんが、
興味を持ってくださり、声をかけてくださったのです。。。


打ち合わせにて、ファッションと俳句をコラボしたい、という企画意図を伺い、
それなら俳句をやっている女性たちで、ファッションをテーマにした句会を開いては?という話に。

本格的に俳句に取り組んでいる西丘の知人女性に声を掛け、
冬のファッション(兼題:セーター)をテーマにした句会を開催したのでした。


この句会、ドキドキものでしたが、とっても楽しかったのです。
これから少しずつブログでご紹介していきますね。


***


句会でできた冬のファッションの句をもとに、
編集部がイメージを膨らませてモデルさんを撮影した(!)今回の企画。

あけてびっくりの、素敵な冬の女の子のショットが満載です。

旧暦の季語で詠むため、季節を少し先取りする俳句と、
季節の変化にはとりわけ敏感なファッションの世界。

意外な共通点が発見できそうです。


俳句のほうも、見てくださった方の心に残ることを願いつつ・・・

「SPUR」12月号(集英社)
http://dpm.s-woman.net/spur-jp/201112/mokuji.html?page=2

2011/10/14

【news】spicaさんの「よみあう」記事、第二回、更新!

コンニチハ!

spicaさんの「よみあう」記事に、hi→の西丘と楢山がおじゃましました。
女子4名でわいわい句についておしゃべりしたわけですが、
その第二回が更新されましたよ!

http://spica819.main.jp/yomiau/3400.html

わたしのおぼろげな記憶にまちがいがなければ、碍子(ガイシ)とは、電線の鉄塔なんかについている、電気の漏洩をふせぐための金具です。

カッコイイ俳号!

twitterではなんとご本人からリプライをいただきましたヨ!
http://twitter.com/#!/seitr/status/123064396690886656
うふふ。つながるのってうれしいですね。

spicaさん、これからも記事は更新されますので、ぜひお読みくださいませ。


▼▼▼▼▼▼イベント告知▼▼▼▼▼▼


深まる秋に、秋の季語を、書き、食べ、詠む…そんな一日を過ごしませんか?
紹介制の料理店をお借りして、書と俳句に親しむ会を行います。ランチつき、お土産つきです。

◆日時:10月23日(日) 

(1)一部: 9:00~11:00
【朝書の会】書の基本と季語を楽しむ会*定員12名

(2)二部:13:30~15:30
【hi→×書の句会】 *定員15名

※特別企画※
一部から二部の間のランチタイムにご希望の方は酢飯屋特製ランチ(1000円)を特別にご用意いたします。

◆場所:酢飯屋@江戸川橋
http://www.sumeshiya.com/

◆内容:

一部: 朝書の会

休日にちょっと早起きをして朝時間に書道を楽しみませんか?
酢飯屋の店主、岡田君と3年前から続けている朝書の時間。
今回はちょっとオープンにしてみんなで朝書を楽しもうという企画
そして特別企画として俳句ユニットhi→とコラボレーション!
秋の季語を一緒に学び、書道の基礎~季語の手紙を作る2時間です。
by 葉山万里子

二部:hi→×書の句会

hi→とは、女子4人の俳句ユニット。季節ごとにzineを作ったりしています。
秋の季語を使って筆で俳句を書き、句会を行います。
季語や俳句の作り方については、解説いたしますので、書も俳句も初心者でもお気軽にどうぞ。
hi→最新号、ミニ歳時記付き。 http://www.hi-ku.net/ 
by 俳句zine hi→

◆参加費

A:一部のみ 3000円
B:一部+ランチ 4000円
C:二部のみ 1500円
D:ランチ+二部 2500円
E:一部~ランチ~二部全てに参加 5000円
(*書道道具をお持ちでない方:レンタル代として別途500円)

【書道道具】
(1)中筆 / 大筆 (わからない方はお問い合わせください。)
(2)下敷き(長い掛け軸のようなもの)
(3)文鎮
(4)硯
(5)雑巾1枚

◆お申し込み 
参加する方の
(1)お名前
(2)ご連絡先(お電話番号・メールアドレス)
(3)参加希望 (A~E)
を明記のうえ、shotohaiku@gmail.com までお申し込みください。

※各回定員がありますので、先着順とさせていただきます。
※参加者へは詳細等こちらから改めてご連絡させていただきます。