2012/02/22

【event news】春のHAPON Bazaarに参加します!


HAPON新宿さんで3月10日に開催される『春のHAPON BAZAAR』に参加します!

既刊の1~6号を販売します。
季節ごとの俳句、変奏としての小説・詩・レシピを、手軽な読み物として。
号ごとにアーティストさんをお呼びして作るカレンダーを、すてきなポスターとして。
どうぞおたのしみください。

◆日時:2012年3月10日(土)12時〜19時
◆場所:HAPON新宿

:::::Food Time:::::
12:00〜14:00 おひるのじかん by南風食堂
         (「鹿ジャーキーと春野菜のスープ」
          +「南風食堂のスープのための野趣ベーグルby 旅ベーグル」)
15:00〜17:00 おやつのじかん by旅ベーグル
         (「ピーナッツバターサンド」+「ハンドドリップコーヒー by kuri coffee」)
17:00〜19:00 おつまみのじかん byフルタヨウコ
         (おつまみプレート+特製ドリンク)

☆Foodはそれぞれ30食限定となります。
 事前にご連絡いただけましたら、取置きできますので、
 「お名前」、「人数」、「どのじかん(複数可)」をご記入の上、下記のアドレスにご連絡ください。
 info@hapon.asia

:::::出展者:::::
book pick orchestra(古書) 
●tonton(絵本、えほんの交換所) 
Negla(古道具)
空想製本屋(製本ワークショップ) 
navel(オランダ雑貨)
●ちこっと(アーティスト雑貨) selected by chiako kudo
かぐれ(服飾雑貨) 
●DLS(バックブランド)
hi→ (haiku variation zine)
南風食堂(おひるのじかん当番) 
旅ベーグル(おやつのじかん当番) 
フルタヨウコ(おつまみのじかん当番) 
and more!!

:::::workshop:::::
「飛び出す本をつくる」ワークショップ at HAPON新宿
日時/3/10(土)13:00-14:00、16:00ー17:00

参加費/1000円(材料代込)
定員/各回最大6名
お申し込み/当日参加も可能ですが、事前予約をおすすめいたします。
参加希望の回、お名前、ご連絡先を添えてinfo(at)honno-aida.com(空想製本屋宛)までメールをお送りください。
※お子様連れの場合は、その旨ご記入ください。

手製本の技を使って「飛び出す本」をつくりましょう。
紙を折って作ったかたちを針と糸で綴じて、小さな本に仕立てます。

工作感覚で、一枚の紙を立体の本へと変えていく体験をお楽しみいただけます。
「飛び出す絵本」に夢中になった子どものころを思い出して、手を動かしてみませんか?
お子様連れも大歓迎です!

::::えほんの交換所::::
“アートと絵本”をテーマにしたtontonの第2号の発行に合わせ、
tontonとbook pick orchestraによる絵本の交換所をオープンします。

「えほんの交換所」は、あなたの本との想い出に共感した方に本を受け継ぎ、
新たに誰かの大切にしていた本を持って帰っていただく企画です。

参加費は必要ありません、
思い出の絵本や誰かに読んでもらいたい本を1冊お持ちいただき、
想い出のメッセージとともにお渡しください。
あなたの絵本をお預かりする代わりに、他の方のメッセージを選んで頂き、
そのメッセージが紐付いた本をお持ち帰りいただきます。

あなたのお気に入りの絵本を次の方に受け継ぎ伝え、
新しく大切にしたい1冊を探しにきてください。

◆場所:HAPONバザール内tontonブース
◆時間:12時~19時

2012/02/20

【event news】hi→× 空想製本屋 俳句と製本の会【参加者募集】





手製本を手がける『空想製本屋』さんとの共催ワークショップのお知らせです。

春の植物園での吟行後、自分で詠んだ句と気に入った句を選び、手製本で世界にいっさつの俳句帖をつくります。散歩しながら句を作る「吟行」や、句を発表しあう「句会」を通して俳句に親しみ、春の句会の記録を自分の手で本に仕立てて持ち帰る。
俳句と手製本で春の一日を楽しむワークショップです。

◆日時: 4 月1 日[ 日]
10:00~17:00 頃(定員10 名)

最寄り駅・丸ノ内線茗荷谷駅

参加費: 4500 円(お弁当& ミニ歳時記付・材料費含む)
※小石川植物園入場料330 円・橙灯さんでの飲み物代として500 円程度別途必要です。

◆持ち物:筆記用具、カッター、はさみ、(あれば)和裁用へら、歳時記、レジャーシート
※雨天決行です。雨の場合は東京大学総合研究博物館小石川分館での吟行となります。

お申込・お問い合せ:「お名前」「当日のご連絡先」を明記のうえ、
daidai3f@gmail.com まで お申し込みください。
お申込は先着順とさせていただきます。

2012/02/17

【news】Ustrem配信「Haiku Drive」に出演します(2/19)

日曜夜、hi→が初のUstream配信に生出演します!

~Haiku Drive第2回:「雑誌大学入学試験」 ~
出演者:神野紗希、西丘伊吹(hi→)、藤田哲史、生駒大祐
テーマ:俳句の雑誌づくりについて
放送時間:2月19日(日)夜19:00~21:00
http://www.ustream.tv/channel/haiku-drive


*******

"Haiku Drive"とは、東大俳句会の藤田哲史氏、生駒大祐氏という若手俳人2人による、
俳句にかんする番組をUst配信しちゃおうという、クールなユニット。
これまで配信した番組も好評を博しています。

今回は、hi→から西丘がおよばれして、hi→の製作の裏側を大公開する・・・かも?!

出演の皆様も、やはり雑誌を作っているかたがた。
神野紗希さんは、ウェブマガジン「spica」を(spicaでは紙媒体も1冊出されています)、
藤田哲史さんは、俳誌「傘」を、
生駒大祐さんは、俳誌「手紙」を、それぞれお作りになっています。

それぞれの雑誌について、思いを語り合うことで、
俳句雑誌の未来が見えてきたらなぁ。

日曜日は、少し早めに夕ごはんを食べてくださいね*

2012/02/12

【kukai report】海の辺吟行

2月5日。
春号準備のため、吟行と句会がありました。

春らしい心持ちで遊びたかったので
葛西臨海公園へ。


海に向かってひろびろとしたところ。とはいえ、歩いてまわれないほどではなく。

大道芸人を横目にみつつ、
食堂へ。
パーキングエリア方式のごはんです。

そして、しばらく浜辺をうろうろ。
hi→のかつての句会のことを、三人がかりで思い出しました。
(衣衣さんは風邪のため欠席)

ふしぎなひかり


まだ気温は低いけれど、ひざしは暖かく。
海風をつかって凧揚げするひとがたくさんいました。


凧も春の季語だな、と思いながら

展望台で望遠鏡をのぞき、水鳥の群れに歓声をあげます。
海の向こうにはシンデレラ城とプロメテウス火山。

そして鳥類園。
なきごえがおもしろかった


水族館も。

はやい!はやい!

エイとサメにさわるなど。なめこみたいな質感。

水族館内のレストランで句会。

そして、藍子さんと別れ、伊吹と楢は江戸川橋へ。

ふはは!

江戸川橋の酢飯屋さんにて、葉山さんと合流。
書と俳句イベントのうちあげ&うちあわせでした。

おいしいおいしい幸せな時間でした。

そして次回のイベント、早くももりだくさんです!
春らしいものになりそう。

どうぞよろしくおねがいします◎


***


春号、どうぞおたのしみに。


***

オマケ

藍子さんにもらったかわいいブラウス


【event report】「書と俳句の会」@酢飯屋ー新春ー(2)

レポート(1)はコチラ:http://haikuzine.blogspot.com/2012/02/event-report.html

じゃじゃーん!
これが酢飯屋特製「季語ランチ」だ!

酢飯屋さんは、お皿もぜんぶステキ
新春の季語にある魚、野菜をつかった
ぜいたくな一皿なのです!

書と俳句の会は、この季語ランチを出していただくのが恒例です。
書道のお題として向き合った季語を、おいしく食べる。

季節をからだで感じます。

お品書きは
*おとそ
*はたはたの干物
*切干大根の炊き込みご飯
*納豆汁
*ゆずどらやき


あまりのおいしさに撮り忘れてしまいましたが、おとそ。
赤くとろりとした、はじめてみるものでした。
これが甘くて香りたかくて!思い出すだけで、温泉に入っているきもち・・・。

余談ですが、hi→の楢は、酢飯屋さんのまかない飯にゆうわくされ
たまに皿洗いのアルバイトをしています。

しかし酔っているばかりにもいきません。
これから句の会が始まります

書、ランチで一貫して使ってきた「」「お屠蘇」「福寿草」の季語をつかって
句を詠みます。
もちろん、冬や新年のものならば、別の季語でもかまいません。

hi→特製の歳時記をみながら作句の時間。季語をてがかりに型にはめます。

はまった、と思える快感は、句でしか味わえない格別なものです。
五七五の型があって、
くちずさめる短さってすてきだなと思います。

季語とつかずはなれず。

さて、今回は三~五句を詠んでいただきました。
それを、誰が詠んだか分からないようにして、全員に回します。
そして清書。この作業を清記と呼びます。

それから選句。お気に入りの句を選ぶのです。

この時間が愉しい。詠むと読むはつながる。
ほんとうに、句会ってよくできたシステムだなあって毎回びっくりします。

江戸時代から続く文芸、なんで続いたのかって、愉しいからですよね。
むつかしく考えがちだけれど。世の中ってそういうもんだよなー。なんちゃって。


じぶんの詠んだ句を提出するため、短冊にカキカキ

わあ!この句はあの人のかー、という新鮮さ


そして、誰がどの句を選んだか/誰がどの句を詠んだかをねたばらし。
披講といいます。
すきなところをわいわい言いあうのが愉しい。

ふつうの句会はここで終わりですが、
このイベントでは、じぶんの句/他の人の好きな句、を書にします!


うつむきて笑う門には福寿草


そして、並べて鑑賞。

句会って、わいわいするのが愉しい。

そして帰宅してからもわくわくします。
愉しい時間を過ごした証拠となるおみやげがあるから。
くちずさめる句があるから。

その上、句の書も持ち帰れるのだから
ぜいたくな会だなあと思います。





こうして新春の一日は過ぎました。
書、ご飯、句。
季語を遊んだすてきな日。

葉山さん、岡田さん、
ありがとうございました。

次回は4月を予定しています。
よろしくおねがいします。

2012/02/11

【event report】「書と俳句の会」@酢飯屋ー新春ー(1)

去年、書のまりこ先生、お寿司やさんの岡田さんと
「hi→×朝書の会」イベントを開きました。

季語を鍵として、いちにちで俳句、書道、ランチを愉しむ企画です。

ご好評をいただき、めでたく今年1月15日、第二弾を開くことができました!

前回のレポートはコチラ(1):http://haikuzine.blogspot.com/2011/10/event-report-hi.html
前回のレポートハコチラ(2):http://haikuzine.blogspot.com/2011/11/event-report-hi.html

酢飯屋さん:http://www.sumeshiya.com/

新春にふさわしい、めでたいイベントとなりましたよ。



準備の様子です。

休日の早朝。ぴりっといい空気!




















これは、まりこ先生が用意してくれた、書のお手本たち。
圧巻!











第一部は《書の会》。

まず、筆に慣れるため「おとそ(お屠蘇)」 鰰(はたはた) 」「福寿草」を書に。


新年らしくおめでたい題です*
これらは、新年の季語でもあります!

季語って、
「春夏秋冬」の四つに「新年」を足した
五つのジャンルから成り立っているのです。

そう、新年の季語は、一年のお正月の時期にしか使えない
スペシャルなものなのです◎






 



みんな真剣。

すずりに向かって墨を擦るの、久しぶりの人も多かったようです。

墨の香り。

小学校ぶりのお習字。
おとなとなった今、遊びとして愉しめるようになりました










そして、練習のあとは、いよいよ新年の抱負を書く時間。
あらかじめ決めてきてもらったそれぞれの抱負。
心と対話しながらの書道です。


書き終えたら、印を押します

具体的な抱負や・・・

抽象的な言葉まで・・・

 

講評の時間。お互いの作品を鑑賞しあいます。
そのひとの字、言葉、たたずまいをみると、何かが腑に落ちるような。

ここまでで一部の終了です。



そして・・・その間も、酢飯屋さんの準備は続いていました・・・
レポートも後半に続きます!